健康>たかが目薬、は危険？目薬の正しい使用方法

■たかが目薬、は危険？目薬の正しい使用方法■

目が疲れたときなどに目薬を使う人は多いと思います。目薬をよ
く何滴もさしてその後、何度もまばたきをする、という人が多い
と思いますが、これは誤ったさし方だというのをご存知ですか？

一般的な目薬は、１滴で十分に効果が得られます。また、まばた
きは『目に入った異物を外に出す』という役割があるので、せっ
かくさした目薬が外に流れてしまうことになるのです。正しい方
法としては、目薬を１滴さした後は、暫く目を閉じることです。
また、救急箱に入っている１つの目薬を家族共有で使用するのは
やめましょう。万が一、目薬のさし口が目に触れた場合は、他の
家族に目の病気がうつる事もあるためです。

薬局で目薬を購入するときは、出来るだけ自己判断ではなく、薬
剤師に相談し、自分の症状に合ったものを処方してもらうことが
大切です。目が疲れる、ゴロゴロする、目の焦点が合わない、目
やにが出る等、症状は出来るだけ詳しく伝えましょう。場合によ
っては眼科を受診したほうが良い場合もあります。